【ものづくり補助金】遂行状況報告って何をすればいいの？解説します。

「遂行状況報告」とは文字通り、現在補助事業がどこまで進んでいるか。

現在の途中経過を報告しなさいよという手続きの事です。これは特に事務局から提出を求められない限り必要ない手続きですが、

ものづくり補助金の場合、比較的求められるケースも多いです。

期限は交付決定日の属する月の翌月から起算して、3か月後の末日時点の状況を翌月１５日までに報告書を作成し、提出するものです。

図解してみます。

１月１０日に交付決定が下りたとして、その翌月、つまり２月１日から起算した３か月後、つまり４月３０日が基準日となります。

４月３０日現在の補助事業の進行状況を報告書にまとめて５月１５日までに事務局へ提出する必要があります。

と、まぁ、そんな図です。

その後、報告に基づき、「中間検査」が行われます。地域事務局が実地検査を行うこともあります。

遂行状況報告の方法

こちらJグランツから行います。

申請時のマイページにログインし、申請します。

遂行状況報告に必要な書類

遂行状況報告書に必要な書類は２種類のみです。

①　遂行状況報告書（様式第５）

こちらの様式５に必要事項を記載し、PDFにして添付します。

記載するポイントですが、２の実施状況に現在までの状況をできるだけ具体的に記載します。

当初のスケジュールの予定より遅れている場合はその旨と理由を記載します。

以下に記載例を貼り付けますが、実際の報告に当たっては、地域事務局又はものづくり補助金の事務局の指示に従うようにしてください。

②経費明細表（様式第５別紙）

これはエクセルファイルになります。

ここまでで支出している経費があれば上記のように記載します。

遂行状況報告についてのあれこれ

Q：自社が提出が必要かどうかがわからない。

A：時期が来たら事務局からメールで〇月〇日までに報告書を提出してください。というメールが来ます。それが来ない場合は提出不要です。

Q：変更申請と遂行状況報告のタイミングがかぶってしまった・・！どちらが優先？

A：どちらが優先ということでもないのですが、変更申請は速やかに。遂行状況報告は期日までにそれぞれ行います。

ただし、実際の手続きに関しては個別具体的なケースになりますので、事務局へ確認するようにしてください。

採択後のサポートって何をしてくれるの？

キタゴウ行政書士事務所では下記のプランで、採択後のサポートをいたします！

• 交付申請から中間報告、書類とりまとめ、実績報告をサポート
• 中小企業強化税制・投資促進税制の申請サポート
• 事業化報告、年次の報告のサポート

1．交付申請からのサポートって？

入金までの投資に関するサポートを行います。

一般的に入金までにはこれだけのプロセスが必要になります（補助金により相違あり）

• 交付申請
• 見積もり依頼、相見積もり取得
• 発注書作成、契約書作成
• 中間検査
• 設備導入、納品書、請求書を管理
• 支払い、領収書を管理
• 実績報告書作成、書類とりまとめ
• 実績報告

これだけの管理を行うことに関して、プロジェクトの進捗を確認し、かつ既存事業を行ってゆくには、きちんとした体制が必要になります。

こうした書類のとりまとめや、管理、様式作成は行政書士の本分。

お手伝いさせていただきます。

※ご注意点

必ずしも申請額全額の交付をお約束するものではありません。

適正な支出や管理を全力でサポートいたしますが、「不可抗力」が生じるのが補助金でもあります。

2．強化税制？投資促進税制？

設備導入にあたり、金融支援や税制支援が受けられる制度です。

• 先端設備等導入計画
• 経営力向上計画

の、認定を「設備導入前」に受けておくことで、優遇措置が受けられます。

こうしたご提案、申請サポートを行います。

3．事業化報告？

補助事業に関する帳簿等は５年間の保存・保管が求められます。

また、補助金によってですが５年間、毎年事業化の報告が求められます。

実際にプロジェクトは推進しているのか、補助事業で導入した資産は適切に管理されているのかなど、モニタリング調査を行いながらサポートします。

よくある質問

可能です。ただし、事業内容が独自性の高いまた、専門性の高い事業である場合等の事情で、お打ち合わせの上、他社のご紹介またはお断りするケースもございます。ご了承ください。

プランに応じて変化しますが、少なくとも１０か月以上のご契約をお願いしております。

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