新事業進出×ものづくり×省力化は「同じ補助事業」で動く見込み

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来年度(令和7年度補正〜令和8年度)に向けて、補助事業の編成が大きく再整理される流れが出ています。
現時点では公募要領が未公表のため、枠の名称・要件・審査項目は確定していません。
ただし、中小企業庁等が公開する資料から、「省力化/革新的開発/新事業/海外展開」を同一パッケージとして整理する方向性は読み取れます。(下部資料)

 来年度はこうなる見込み(予算資料ベースの暫定整理)

現時点で言えるのは次の2点です。

  • 「同じ補助金事業の中に複数枠が併走する」設計になりそう

  • ただし 枠名・上限・補助率・要件は公募要領で変わる可能性がある

中小企業庁資料:ものづくり・商業・サービス(省力化・革新的開発・新事業・海外展開)促進事業の概要(予算2,960億円、枠・補助上限・補助率の整理)

図:中小企業庁の公表資料より。来年度予算では、省力化・革新的開発・新事業・海外展開を同一パッケージ内で整理する方向性が示されています(※詳細要件は公募要領で確定)。

 

公開されている公式資料の範囲で読み取れるのは、少なくとも次の3枠です(※名称・要件・対象経費・審査項目は公募要領で確定)。

1. ものづくり補助金(革新的新製品・サービス枠)

新製品・新サービスの開発、技術革新、高付加価値化といった「革新性」を軸に支援される枠として整理されています。
※昨年度までの「ものづくり補助金」の王道に近い位置づけ。

2. 新事業進出補助金(新事業進出枠)

既存事業の延長ではなく、市場・顧客・提供価値の切り替え(=新事業への進出)を主眼とする枠として整理されています。
※“事業転換”の色が濃い位置づけ。

3. グローバル枠(ものづくり補助金 グローバル枠)

海外展開(輸出、現地向けローカライズ、海外販路の開拓等)を伴う取り組みを対象として整理されています。
※「海外展開」という観点で、通常枠とは別に立てられている点がポイント。

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そんなわけでございまして、詳細要件については今後、上記補助事業の公募要領等が公開され次第、寝食を忘れて(ほどほどに)読み込み、こちらでも順次わかりやすく整理していきます。

とはいえ、公募要領が出る前でも「何が評価されやすいか」の輪郭は、過去の採択結果からある程度読み取れます。
そこでここでは、令和7年に行われた ものづくり補助金(19次〜21次) と 新事業進出補助金(1次) の採択傾向を、まずは振り返ってみます。
※新事業進出補助金の2次・3次は、現時点では採択発表前のため対象外とします。

各回の詳細分析は、下記のnote記事にまとめています。

関連記事(note)

ものづくり補助金の19次と20次の採択発表から見る傾向など・・

新事業進出補助金(第3回)公募開始 第1回採択結果から見た「申請前に考えるべき線引き」

ものづくり補助金の21次の採択発表をみてゆく

 昨年度の採択傾向は「こんな感じ」

採択傾向ですが、実は ものづくり補助金でも 新事業進出補助金でも、テーマとしてはそれほど大きく変わりません。

詳しくは上記noteをご覧いただければ幸いですが、要約すると下記のような傾向です。

近年強いテーマ(要約)

  • AI/DX:単なる効率化ではなく、AIやシステムが事業の中核に組み込まれている計画が強い

  • 設備投資:設備を買うだけでなく、「新サービス化/内製化/高度化」まで描けている計画が強い

  • GX:単なる改善にとどまらず、素材・工程・技術で競争力(差別化)になっている計画が強い

  • 海外/外部環境対応:外部環境の変化を“必然”として捉え、事業転換(高付加価値化)まで落とし込めている計画が強い

もちろん、各補助金は 要件がそれぞれ異なるため、上記テーマに当てはまる事業であっても「必ず申請できる/必ず採択される」という話ではありません。
ただ、来年度の公募要領が出る前段階でも、事業の方向性を検討するヒントにはなるはずです。

採択率は30~35%に収束か。

採択難易度を語るとき、最も分かりやすい指標の一つが「採択率」です。
直近の ものづくり補助金(19〜21次)新事業進出補助金(1次) の採択率は、おおむね 3割台前半となっています。

  • ものづくり補助金 19次(製品・サービス高付加価値化枠+グローバル枠):約31.8%

  • ものづくり補助金 20次(製品・サービス高付加価値化枠+グローバル枠):約33.6%

  • ものづくり補助金 21次(製品・サービス高付加価値化枠+グローバル枠):約34.0%(※端数処理により34.1%表記もあり)

  • 新事業進出補助金 1次約37.19%(約37.1%)

ざっくり言うと、10件出して3〜4社が採択という水準です。
もちろん、採択率=難易度のすべてではありません(募集回ごとの応募件数、加点要件、審査の重点などで“体感”は変わります)。

それでも、現状は 「まあまあ狭き門」と見ておくのが現実的だと思います。

申請前チェックリスト

上記の補助事業についても、そろそろ準備を開始してよい季節柄だと思います。
公募要領が出てから慌てないために、まずは下記を今のうちにチェックしておくのが得策です。

A. まず対象判定(足切り回避)

  • 申請主体(法人/個人、規模区分)は要件に入る見込みか
    ※「みなし大企業」「みなし同一事業者(同一法人扱い)」などに該当しないかは要注意。

  • 過去補助金との重複制限に引っかからないか
    例:過去16か月で「ものづくり補助金」や「事業再構築補助金」等の交付決定を受けていないか、など。

  • 実施場所・体制・経理処理が運用できるか
    見積→発注→納品→支払の順序、証憑(見積書・発注書・請求書・振込控等)の整備が可能か。
    ※「すでに支払ってしまった経費」「先に発注してしまった案件」等は、制度上NGになりやすいので要注意。

B. 事業の芯(審査で見るポイント)

  • 課題を定量で説明できるか
    例:作業時間、処理件数、不良率、稼働率、リードタイム、属人化の度合いなど。

  • 解決策が“導入”で止まっていないか
    設備/システムを入れるだけでなく、業務設計(工程・役割・運用ルール)まで変える計画になっているか。

  • 新規性・独自性を説明できるか
    自社内での新規性だけでなく、商圏内他社・業界内の一般的な水準と比べて、
    「どこが違うのか」「なぜ勝てるのか」が言語化できているか。

C. 数字の整合(落ちやすいところ)

  • 売上の根拠が説明できるか
    (単価 × 件数 × 成約率)+ 導入後の供給能力(稼働・人員・処理能力)まで整合しているか。

  • 投資回収の筋が通っているか
    回収期間、粗利、固定費(人件費・減価償却・販管費等)を踏まえて、無理のない計画になっているか。

  • 賃上げ・付加価値の伸びが“計画として無理していない”か
    とくに賃上げ・最低賃金は政策的に上昇基調です。
    その前提で、利益が残る設計(価格転嫁・生産性向上・人員計画)になっているかを要確認です。

当事務所の支援方針

当事務所では、申請書の作成代行だけでなく、まずは上記のチェックリストを起点に、事業・企業の「強み」「課題」の洗い出しから伴走します。
採択される“型”を当てはめるのではなく、貴社の状況に合わせて **「狙う枠の整理」→「ストーリー設計」→「数字の整合」を順に組み立てる方針です。

料金(税込)

着手金 成功報酬 実績報告・事業化状況報告サポート その他
165,000円 申請額の15% 左記成功報酬に含む ご請求タイミングは応相談

※「申請額」は、原則として交付申請額(補助金申請額)を基準とします(細部は契約書で明記します)。

※ 交付申請または実績報告等、採択後からの伴走も可能です。その際のご料金はお問い合わせください。

ご相談〜ご契約までの流れ

  1. ヒアリング(現状確認・対象判定)
    事業内容、投資内容、スケジュール、過去補助金の状況などを確認します。

  2. ご契約のお申込み(支援範囲・条件のすり合わせ)
    支援内容、料金、スケジュール、必要資料を整理します。

  3. 電子契約の締結
    契約書を電子契約にて締結します。

  4. 着手金のご請求(お支払い確認後、着手)
    着手金のお支払い確認後、作業を開始します。

まずはご相談ください

「どの枠を狙うべきか」「そもそも対象に入りそうか」など、最初の整理だけでも効果が大きいケースが多いです。
まずは状況をお聞かせください(現時点で未確定の事項があっても問題ありません)。

ご相談料金

  • 初回:30分無料

  • 2回目以降:60分ごと 5,500円(税込)

  • ご契約となった場合は、ご相談料はいただきません。


ご留意事項

  • 採択を保証するものではありません。

  • 不採択の場合:成功報酬は発生しません/着手金は返金いたしかねます。

  • 制度要件・提出書類は公募回により変動します。支援範囲の最終的な確定は、ヒアリング後に契約書面にて明記します。


支援範囲(原則)

  • 事業計画書の設計・作成支援

  • 加点資料の整理・作成支援

  • 電子申請(入力・提出)に関する補助

  • 交付申請・実績報告・事業化状況報告に関する支援
    ※条件は契約内容により異なります。

お問い合わせ方法

下記のお問い合わせフォームよりご連絡ください。
内容を確認のうえ、原則として2営業日以内にご返信いたします。

フォーム送信の際は、分かる範囲で以下をご記入いただけますとスムーズです。

  • 会社名(屋号)/ご担当者名

  • ご検討中の補助金(未定でも可)

  • 事業内容・導入予定の設備/システムの概要

  • ご希望のスケジュール(公募回・締切感)

  • ご連絡先(メールアドレス/電話番号)

※営業・勧誘目的のお問い合わせはご遠慮ください。

補助金に関するお問い合わせ
  • 初回相談は無料です、お気軽にお問い合わせください。
  • ご相談はご来所のほか、Zoom等のオンラインでの相談も承っております。
お電話でのお問い合わせ

「補助金のホームページを見た」とお伝えください。

受付時間:平日10:00-17:00(土日祝休み)
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